社長が変われば社員も変わる。やっぱり熱いぞ下町ロケット!これからの中小企業に必要な企業運営とは?

あなたの想いをドラマにする

「ファンメイクシアター」

プロデューサーの冨永真佑(とみながまゆ)です。

 

ディズニーランドのパワハラ訴訟、日産自動車ゴーン会長の解雇と今週は立て続けに大きなニュースがありました。

 

「企業モラル」

 

ゴーン流と言われて日産を立て直したゴーン元会長の不正事件はクーデターとも言われていたりしますが事実はどうなのかわかりません。

 

ゴーン元会長が日産の社長に就任した時には、日産では徹底的なコストカットや明確な目標設定を行い、さらに現場主義で社員の意見を聞いて回ったことで瀕死の状態から奇跡の V字回復を遂げたと言われています。

 

それまでのトップではできずに倒産が迫っていた日産をトップが変わったことで危機を脱することができました。

 

そのゴーン会長が逮捕されトップが変わることは確実です。

 

日産は今後「脱ゴーン」へ進むかもしれませんがトップのとる手腕によって私たちの働く環境は大きく変わっていきます。

 

人手不足が加速する日本にとって、安心して働ける環境の確保は、応募側ではなく、雇用側に大きく委ねられているなぁと改めて思ったのですが、あなたはいかがですか?

 

大企業でも明日が分からない昨今、中小企業様の心の休まる時は無いかも知れません。

 

そんな中、相変わらずの結束力と熱い情熱で今季も快調なのが

 

ドラマ『下町ロケット』

 

【画像はドラマより引用、この記事内の下町ロケットに関する画像はすべてドラマからの引用です】

 

池井戸潤さん原作の人気ドラマです。

 

3シーズン目にもかかわらず視聴率12~13%と今秊も衰えを知りません。

 

働き方改革で働く側の価値観は大きく変わりつつあります。

 

時代の変化に合わせ、企業も大きく変わるべき時!

 

常に挑戦、常に前進。

 

企業努力の研鑽を惜しまないのが下町ロケット 佃製作所です。

 

今日は下町ロケットを元にしながら、中小企業の要(かなめ)である「社長」のあるべき姿、そこから生まれる企業運営について考えてみたいと思います。

 

企業に必要なのは人・もの・金・情報。優先順位を間違えた時、会社の基盤が崩れ始める

下町ロケットは中盤を迎え、大企業、帝国重工と、ライバルである他の中小企業との熾烈な戦いに翻弄されていきます。

 

理想はたくさんあるのに、お金の問題や策略合戦に巻き込まれ、なかなか思うようには進めない。

 

 

貴社もきっと同じような想いをされることがありますよね?

 

だからこそ、私のような素人が言うよりも、ちょっと興味深い記事を見つけましたので、ぜひお読みいただければと思います。

 

【参考記事】
当たり前の事が出来ない中小企業 中小企業に必要な経営の技術

 

タイトルだけですと批判しているように感じてしまわれるかも知れませんが、中をお読みいただくと、中小企業に必要なことばかりかと思います。

 

お忙しい方はこちらの動画だけでもどうぞ。

記事内には全部で4つの動画がアップされています。

今回のディズニー訴訟、日産の問題は「人」よりも「金」、あるいはお客様よりも企業運営の存続だけを大事にした心の現れが世間に露呈した結果では無いでしょうか。

 

一人一人が一億総発信者になれる時代に、人と人との心の通い合いは決して馬鹿にしてはいけないことだと私は思いますが、いかがでしょう?

 

良い悪いは別にして、この記事にあるように、《2.会社は人間動物園である》ということ。

 

人、もの、金、情報の中で、まずは「人」を大切にすることを企業の規模に関係なく第一優先にしていくことが、働き手の減少をたどるこれからの日本の課題だと思うのです。

 

そんな中、フィクションとはいえ、常に社員を想う社長と、社長の想いに応えようとする佃製作所の結束力はとても理想的だと思ったのです。
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社員を大切にしていますか?社長の熱さが会社の未来。下町ロケットに学ぶ経営哲学。

下町ロケットの主人公佃航平(演:阿部寛さん)は社員を怒ることがほとんどありません。

 

ザ·技術屋として、常に「現場にフォーカス」しています。

 

良い商品、良いサービスを提供するためにはどうしたらいいのか?

社員みんなが喜んで働いてくれるために社長としてどうあるべきなのか?

 

そこにだけフォーカスをし、どんな苦難も困難も絶対に乗り越えてみせると自らが腹をくくっています。

 

 

大きな問題に毎回巻き込まれるため、不安を感じ、もっと割のいい会社に転職しようという風景も第1期、2期では描かれていましたが、3期ではもう基盤も固まったのか?そういうシーンは無くなりました。

 

一人一人の能力だけではなく、性格や、プライベートにまで細かい配慮をするのが佃航平。

 

「人が安定する」
「信頼できる右腕がいる」

 

これは中小企業にとっては本当に大切なことですよね?

 

一つの部署に何十人も置けない、一人が辞めてしまうと業務が回らない。

 

そういう現実が中小企業は常に背中合わせです。

 

 

今期は、佃製作所の大番頭である経理部長殿村直弘(演:立川談春さん)が家業を継ぐためまさかの退職!

 

 

それでも航平は嫌な顔せず、笑顔で送り出しました。

 

貴社がこういう状況になった時、どんな対応をされますか?

 

他にも優秀かつ、佃社長だからこそ一緒に働きたいと言ってくれる社員の団結力がこの会社の基盤であり、財産となっています。

 

 

「そんな簡単に結束できたら苦労しないよ」

 

と思われた社長様。

 

それはあなたの考え方を改められた方が得かも知れません。

 

会社の命運は「トップの価値観、考え方」「企業理念とモラル」

労働人口が減少したことにより、働く側は「会社のモラル」に対して反旗を翻すチャンスを得たと言えるのでは無いかと私は思っています。

 

これからは会社が労働者を選ぶのではなくは労働者が会社を選ぶ時代。

 

人手不足倒産は今年過去最高になりましたが、5年後にはきっともっと如実になっているでしょう。

 

一人一人のパフォーマンスが高くないとイライラしてしまうことはもちろんあるとは思いますが、人のパフォーマンス能力を引き出すには、トップに対しての尊敬や共感の念を引っ張り出すことが先決だと思うのですが、いかがでしょうか。

 

それを下町ロケットは教えてくれています。

 

物を作る楽しさ、お客様に商品を喜んで使った頂ける喜び。

 

一致団結して一つのことに向かう真剣さ。

 

団結力のある人材の確保。お客様が喜んで下さる商品の開発。

 

 

会社の命運は「トップの価値観、考え方」「企業理念とモラル」

 

これらの組み合わせで舵が取られています。

 

若い方のTV離れからドラマの視聴率は低迷が続いていますが、常に時代の反映、社会の声の反映をし、問題提起をしているのがドラマです。

 

ぜひ、社員お一人お一人から慕われ、団結するために必要なことは何かを前向きに考えてみてください。

 

ファンメイクシアターでは、社員間のコミュニケーションを劇的に上げる演劇を使ったおもしろ研修をご用意しております。

 

共感、モチベーションの底上げに演劇はとても有効なんですよ。

 

 

本日はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

  
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