本気で演劇で食べていきたい劇団へ!提携劇団募集

あなたの劇団はどこを目指していますか?

 

1.もちろんプロ!

2.プロになれたいいなぁとは思う

3.自分たちのやりたいことをやれればいい

 

東京には2,000~3,000団体の小劇団があると言われています。

 

本当にそんなにあるの?と思うけれど、あるらしいです。

 

そんな中、生まれては消え、消えては生まれする劇団の事情をあなたはどう思っていますか?

 

中には20代のうちに思いっきり公演を打って、あとは解散してそれぞれの道を歩めばいいと思い、今を楽しんでいる劇団もたくさんあるでしょう。

 

それはそれでいいと思います。

 

ですが、たくさんある劇団の中で、「いや!うちは本当にプロになりたいんだ!」と思っている劇団さんはこの記事をぜひ読んでください。

 

小劇場で食べるってシステム的に無理。だったらどうすればいいかを一緒に考えていこう!

よく、小劇場で食べていきたいという役者さんを見かけるのですが、俳優にギャラを払える劇団は本当に少ないと思います。

 

答えは単純です。

 

小屋代、制作さん、音響、照明さんなど最低限お仕事として支払わなければならない人たちへ払うものを払ってしまうと、手元にほとんど残らないからです。

 

これは小劇場の宿命です。

 

キャパ数が少ない以上、満席にしたところで得られる収益に限りがあるわけです。

 

そのために4,000円、5,000円のチケット代を設定する劇団もありますが、残念ながらクオリティを疑わなければならない劇団がとても多いです。

 

例えば、夢の遊民社とか、第三舞台とか、ナイロン100℃とか新感線とか

 

小劇団と呼ばれる位置から有名劇団になっていったところはありますよね?

 

今、日本で一番チケットがすぐ売れるのはTEAM NACSだそうです。

 

頭角を現していく劇団にはやはりそれなりの面白さや勢いや、ちょっと普通ではない飛び抜けた個性がありますよね?

 

だからこそ、ファンを獲得し、マスコミも注目し、プロとして成長していきました。

 

小劇団の人たちを見て思うのは、真剣に舞台と向き合い、演じることを研鑽している劇団や俳優ももちろんいるのでしょうが、あまりに数が多すぎて、自分たちのやりたいことさえできればいいという劇団との差がわからないのです。

 

さすがに数が多すぎて、その全部を観劇することは無理です。

 

ですが、そんな中、演劇をこよなく愛し、地道に活動され、多くの方から賞賛の声を勝ち取っている劇団さんもいらっしゃるはず。

 

そして、まだまだそこには到達できていないけれど、ちゃんとプロとしてバイト生活から解放され、大好きな芝居で食っていくことが目標!

 

そんな風に考えている劇団さんへ。

 

ファンメイクシアターと提携をしませんか?

 

ファンメイクシアターは劇場以外のところに演劇を届けるサービスです。

 

基本的には15分程度のショートストーリーをオーダーに合わせて作る完全オリジナルです。

 

私がファンメイクシアターを作った理由はぜひこちらの記事を読んで貰いたいのですが、

その前に、これを見てください。

 

 

こちらは日本人の年間の映画の観劇本数です。

 

どう思いますか?

 

私はこれを見て愕然としました。

 

映画ですら、日本人の7割が年に1本も見ないんです。

 

7割ですよ!

 

でも、映画はまだいいですよ、ネットでも見れるし。

 

そして、予想は付くかも知れませんが、演劇の年間観劇数はこちら

 

 

演劇を見ない人は驚きの9割越えです。

 

東京にいるとそれなりにお芝居好きの人に出会うので、なんとなく人気さえ出れば行けるのかも?と錯覚する人もいるかも知れませんが、どれだけ少ないパイをみんなで奪い合っているのかを考えて欲しいのです。

 

小劇場という利益の出ないところで、年間3本程度の舞台を作って、空いた時間はバイトをしたり、客演に出たり、制作に回ったり…

 

その労力は凄いなと思います。

 

それだけ舞台が好きなんですよね?みんな。

 

でも、労力ってかけ方を間違えると全然意味が無くなってしまう…

 

私も20代、そういうこと教えてくれる人に出会っていたら違ってたかもなぁ

 

と思うのです。

 

だからこそ、その労力を無駄にしない方法をいろいろと試行錯誤し、その結果生まれたのがファンメイクシアターです。

 

自分たちのやりたい芝居だけをやるのはプロではない。演劇は観劇以外の使い方もあることを演劇関係者が痛感する必要がある

ご存知かどうかはわかりませんが、演劇は海外では学校の科目として授業で使われます。

 

舞台に立つだけが俳優ではなく、指導に回ったり、演劇教育の勉強をしている俳優さんも多数います。

 

ドイツではエンターテインメント的要素よりも、社会問題を問うツールとして演劇を使い、上演は日に60公演もあるそうです。

 

毎日60本以上!?ドイツの演劇事情

 

国の援助も厚く、小屋付きの俳優がいて、頻繁に舞台に立てるので、職業として十分に成立する仕組みがあるそうです。

 

そう。

 

すべては仕組みなのです!

 

残念ながら、今の日本では公的な補助金も雀の涙。

 

フランスの10分の1程度だそうです。

 

良いものを作り、もっと多くの人の目にふれ、作品の面白さと演技でお客様を増やしていく。

 

俳優たちが努力していくしかありません。

 

SNSを有効活用できる現代において、劇場の中だけにお客様を巻き込むという発想はもういい加減捨てないといけないのでは無いでしょうか?

 

違った方法で知名度を上げ、こちらから勧誘しなくても、お客様の方から情報を察知して足を運んできてくださる。

 

そういった下地を作る方法を考えていくべき時が来ているのです。

 

観劇人口は減っていないという人もいるようですが、減るも何も上のグラフにあるように、そもそもいないのです。

 

一部の人の満足で終わらせてはいけません。

 

ただそれは、決して綺麗だとは言えない小劇場の中でみんなが頑張っているからで、もっとオープンにする必要があるとずっと思い続けてきました。

 

だって、良い作品を作っている劇団はたーっくさんあるのだから。

 

演劇は作る人がいて、演じる俳優がいて、見て下さるお客様がいればどこでも成り立ちます。

 

そして、ファンメイクシアタープレ公演では、私を含め、たった4名のチームで15分の出張演劇を行い、30名のお客様を驚かせました。

 

感動の涙を流して下さった方もいらっしゃいました。

 

当然ですよね?だって、それが演劇だもの。

 

「そうか!演劇ってこういう使い方ができるんだね!」

 

とある企業の会議室の一角でしたが、社長様の起業物語を15分の演劇にまとめました。

 

観劇して下さった方々はその方のクライアント。

 

ある定期セミナーの会場でした。

 

イベントとして使っていただくことが十分に可能だとプレ公演で実証できたのです。

 

ただ、まだまだ前例がありません。

 

企業は自分たちにメリットが無ければ、そう簡単にお金を出しては下さいません。

 

けれど、価値さえ感じて下されば、それさえ提供できれば、演劇にはまだまだいろんな可能性があります。

 

自分たちのやりたい芝居をやり、賛同してくれるファンだけを集めたいというのはプロではありません。

 

そして、やり方が昭和すぎです。

 

いろんな方に喜んで使っていただく中に、小劇団の未来はあると思いませんか?

 

「それじゃあ、商業じゃん!」

 

と思われた方。

 

演劇はエンターテインメントの1つです。

 

小劇場だって、数千円の観劇料をいただいて集客している以上、もう商業です。

 

 

 

本当に力のある劇団なら、お客様のオーダーに合わせて15分程度の作品なら十分作れるはず。

 

まだまだ本格的に動かせるようになるには時間のかかることですが、どこかで始めなければ始まりません!

 

演劇はもともと食事をしながらとか、野外とかでもやっているものです。

 

東京に一極集中で劇場に来場して下さるお客様の数は本当に限られています。

 

また、小劇場のファンと商業演劇、新劇のファンも層が違っています。

 

物凄く狭い中で数多くの劇団がお客様の取り合いをしている。

 

そういった狭くて小さな中から飛び出す発想を持たない限り、小劇団に発展はないのでは無いでしょうか?

 

ここまでで心が動き以下の条件をクリアできる劇団はぜひお問合せ下さい

こちらも企業様へ作品として納品する以上、すべての応募にお応えできるわけではありません。

 

まずは以下の条件を確認してください。

 

1.劇団HPを持っていること。

2.発注後、1~2か月の間に制作可能なこと。

3.クオリティに自信があること。

4.制作から納品までをすべて請け負えること。

5.受けた仕事は責任を持ち、途中で投げ出さないこと。

 

制作費は、クライアント様にお支払いいただく金額の半分です。

 

つまり、30万円のオーダーであれば、15万円を劇団さんにお渡しします。

 

公演が頻繁にあったとしても、制作能力があればできるはずです。

 

基本的には1~4名程度の少人数。

 

劇団員全員が参加する必要もありません。

 

そこはうまく知恵を絞って下さい。

 

プロになるという覚悟があれば、きっとクリアできるはず。

 

わが劇団こそは!と思われた方は、下記までご連絡ください。

 

担当:冨永(tominaga@fanmaketheater.com)

 

メールに以下を添えてください。

1.劇団名

2.主宰者氏名

3.過去の作品(動画)または公演が近い場合は公演を拝見しますので、ご招待ください。

4.応募動機

5.得意分野

 

市場の無い日本で演劇で食べていくには可能性を広げていくことです。

 

ご応募をお待ちしています。

  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加