こんにちは！
演劇デザイナーの香西姫乃です。
都内女子大の3年生、デザイン科に所属しています。
「演劇の学びをパブリックに」
をテーマに、
主に小劇場演劇について発信しています。
今回、オファーを頂きましてコラムとしてブログを書かせていただくことになりました！
どうぞよろしくお願いします！
初めての就活説明会、凄く戸惑った。
この前、初めて就活説明会に行って来ました。
入り口で袋をもらって
様々なブースに分かれた企業の説明を受けて。
スライドに映し出された文字。
特徴を言われても、なかなかわかりにくい。
大講堂の方では、
舞台の前に並んだ大勢の就活生。
その前で人事担当が、会社のことを一生懸命説明している。
多くの就活説明会が、このような形態を取っていると思います。
スライドとかで説明されているけれど、
なんとなく実像が掴めない。。。
どの会社も、同じように同じような業務をしている気がして
どの会社に興味がある？と聞かれても
どれも似ていてよくわからない。
そんな感覚を覚えました。
私が聞いたのは芸能系の会社の説明会だったのですが
どうやって映画を作って行くのかとか
言葉で説明されて、理解しているつもりだけれど
けど、その中の大変なこととかやりがいとかイマイチ……！
スライドと言葉だけの説明って、限界があると思うのです。
どんなに言葉で説明されても
綺麗な資料を見せられても
実態が、わからない！！
この実態を知るためにインターンがあるのですが
インターンに参加できる企業も限られている。
もっと手軽に、企業の魅力を知りたい……！！
インターンに行く前に、
本当に自分がこの企業に合っているのか知りたい！！！
簡単に企業の体験をできる方法はないのー！？
「疑似体験」ができたらいいのに
例えば、教育番組なんかは再現VTRで子供達に疑似体験させますよね。
あれはきっと「もし自分があの空間で生きていたら」
という「もしも」を体験する番組だと思うのです。
スカッとジャパンとかも
VTRを観てムカッとして、それを解決してスカッとする疑似体験です。
ああいうのって
「自分が経験していないけれどよくわかる体験」
ということだと思うのです。
再現VTRは、
「自分はテレビを観ているだけなのに、まるで実際に体験できたかのような感覚になる」
という効果があると思うのです。
きっと就活も同じことが必要とされていて
「営業って興味あるけれど、一日の流れはどんな感じなの？」
「事務って毎日何やっているの？いつ大変なの？」
「もしこういうプロジェクトを自分ができるとしたらどんな生活になるの？」
みたいな疑問ってたくさんあると思うのです。
上記の質問は、
きっと就活説明会で質問すれば答えてくれると思います。
けれど、細かいニュアンスや大変さなどは、
なかなか伝えにくいと思うのです。
だって少しの質疑応答で、業務の魅力とか伝えられないし。
言葉で伝えたところで、空気感はわからない。
これを、手軽に知ることができたらどんなに良いでしょう？
感覚を体感できるということはとても有効だと思う。
もし、
営業の一日を15分で疑似体験できたら。
事務の大変さとやりがいはなんなのか観れたら。
プロジェクトの進行はどうやっているのか知れたら。
それって就活生にとって、とても有効なことだと思うのです。
現在、新卒の3割が就職3年目で離職します。
その多くは、自身の希望と業務内容のミスマッチや、待遇に対する不満、キャリアの問題などからなのです。
これの全ての根幹は
「就職するときにきちんと会社や業務を理解できなかった」
に尽きるのではないでしょうか。
そこで、先ほどの再現VTRをよりリアルに目の前で体験してもらうために
ファンメイクシアターの出張演劇を利用してみませんか？
VTRだと、ロケ代など多くのものがかかりますが
演劇なら最低限の道具のみで行うことができます。
また、就活生に映像を見せるより
目の前で仕事の様子を観せた方が、
より「本当の仕事の楽しさ大変さ面白さ」が
伝わるのではないでしょうか。
就活説明会で
パンフレットに時系列が並んでいて文字で説明が書かれているだけのものが配られるよりも
目の前で業務の様子を演じてもらった方が、
より会社の雰囲気や業務内容が伝わりやすいです。
15分で、営業の一日を、プロジェクトの醍醐味を伝える。
映像よりも安価でできて
なおかつ臨場感も伝わりやすい。
就職前にきちんと会社の様子や業務内容を体感できれば
きっと満足度が上がり離職率が低くなると思います。
結果的に、就活生のミスマッチも少なくなるのではないでしょうか？
企業を知る、というのは就活生の死活問題です。
少しでも自分の会社にマッチした人材を見つけ出すためにも
ファンメイクシアターの出張演劇を利用してみませんか？
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