あなたの想いをドラマにする
「ファンメイクシアター」
プロデューサーの冨永真佑(とみながまゆ)です。
今回は、中小企業様の悩みを調べてみました。
結果は、以下の3点です。
1. 売り上げはどうしたら伸びるの?
2. コストダウンはどこから手を付ければいいの?
3. 運転資金の調達はどうすれば?
後継者が見つけられない、人材を集められないために受注ができない。
黒字なのに、倒産しなければならない企業様は増加するばかり。
仕事はあるのに、倒産なんて経営者様にしてみれば本当に悔しいことだと思います。
悩みの比重はいろいろでしょうが、結果的に貴社にとってベストな運営が構築できれば良いわけです。
その中でやはり考えたいのは「人」問題。
社員が効率よく動いてくれるというのは社内に活気が出ますし、社員様お一人お一人のモチベーションも上がります。
よく専門家の方が、「売り上げを上げるよりも利益を出すことを考えなさい」と指摘されていますが、実際にそうだと私も思います。
利益率が上がれば運転資金の心配もなくなりますしね。
今ある悩みをバラバラに考えるのではなく、健全な運営をするためにトータルで必要なことを考える。
その中で、自動化できるところは絶対にやるべきです!
今日は、採用から社員教育までをトータルに考えた「動画」の活用方法について、ファンメイクシアター流でご提案致します!
売上を上げながら、自動化とコストカットを同時に行う。
とっても重要なことですよ。
最後までお読みください。
目次
自動化とは利用者の利便性を考えること。最低限の情報は動画で十分伝えられる
動画のメリットはいつでもどこでも利用者の都合に合わせて閲覧ができるということです。
もちろん外部に流出されたくないこともあるでしょうが、何度も同じことを時間を取って人が説明するというのは非常に非効率だと私は思うのですが、いかがでしょうか?
以前から何度となくお伝えしていますが、中小企業様はHPの活用度がかなりバラバラです。
更新してる?と思われるHPはせっかくアクセスしても直帰してしまいたくなります。
今はオウンドメディア大流行りなので、ブログ機能を使って、専門性を活かした企業発信はとても重要です。
けれど、記事を書くのは結構大変。
私もこうやって定期的にブログを上げていますが、1記事書くのに2時間くらいかかります。
内容の薄いものをたくさん上げても意味は無いので、下調べをしたり、考えあぐねながらですから、結構な時間と労力を使います。
文字表現とはとても時間がかかるのです。
であれば、それを動画に置き換える。
というのはいかがでしょう?
以下、動画の活かし方をご提案しますね。
1)貴社イメージを日常的に動画で発信
募集をしても人が集まらないと嘆かれる企業様は本当に多いですが、何度もお伝えしている通り、それは「認知が無い」のが一番の理由です。
先日、大手の求人サイトの新卒利用者が以前に比べ減っているとお伝えしましたが、
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新卒だけではなく、中途採用者も情報収集への価値観を転換し始めています。
どれを見ても大差が無い「条件」ではなく、「社風」であったり、「企業理念」であったり、働きやすさや、入社後のイメージが可能な限り湧きやすい、親近感を感じる自分に合った企業を探しているのです。
これらを文字で謳っている企業様はもちろんあります。
けれど、文字は受けて次第で感じ方に差が出るのです。
それを動画にするだけで、文字情報の何百倍も多くのことを伝えることが可能です。
可能な限り、多くの情報を応募者に伝え、可能な限りミスマッチを防ぐ。
中小企業様の1人あたりにかける採用コストは平均約40万です。
「労力」という見えないコストもありますよね?
ミスマッチの早期退職ほど、中小企業様にとっての痛手はありません。
逆に言えば、貴社にとって最初から必要の無い人の応募は避け、動画に興味を持ってもらった人に応募をしてもらう。
何となく訪れた100人よりも、興味を持って訪れた10人の中から選んだ方が絶対に効率が良いと思いますが、いかがでしょうか?
動画は、24時間、365日、ずっと人事担当者の代わりに貴社のアピールをしてくれるのです。
その上で動画では伝えきれない細かい情報を文字で発信したり、対面で伝える。
「貴社の欲しい人材イメージをあらかじめ動画で予習してもらう」
先輩の仕事ぶりや、入社を決めた理由など。
実際に入社した後のことができるだけイメージしやすいのは、応募者にとってとても重要です。
HPにこういった動画があるだけで興味のもたれ方が違うと感じるのは私だけでしょうか。
アピールはやり方によって自動化できるのです。
2)インターンシップの代わりに動画配信
近年、インターンシップを導入する企業様は増え続けていますが、実際には1日だけのところも多いため、結局「お客様状態で良くわからなかった」という声もあります。
(引用元:リクナビみんなのインターンシップ体験談 アンケート結果)
例えば、1日のインターンシップで経験できるようなことは動画で配信してしまう。
動画にパスワードをかけるソフトもありますから、募集期間が終わればパスを変えるなどすれば外部流出の危険性はかなり減ります。
【参考記事】
動画の公開範囲をパスワードで簡単に制限できる! 社員教育や学校のイベント動画の公開範囲を簡単に制限出来るVimeoの活用法
もっと知りたかったのに、結局上辺だけだった。
そう言われてしまうくらいなら、インターンシップへの費用を動画制作に回すのも1つの手ではないでしょうか?
3)説明会前の説明を動画で発信
失礼ではあるのですが、会社説明会は退屈でつまらない企業様も多いです。
売り手市場で選択肢の増えた応募者側からすると、「自分にとって興味の持てる会社かどうか」がすべてです。
なるべく多くの人に興味を持ってもらうためにも、説明会申込者に対し、参加前に必要なことを動画で配信してしまう。
その上で「濃い話が聞ける説明会」を行えば、参加者の満足度も上がるのではないでしょうか?
これからの説明会は、企業側が一方的な発信をするのではなく、最低限は伝えた状態で、ディスカッションに時間をかけたり、質問者の質問に答えるなど、「入社前見える化」をされるのが肝要です。
親しみ感、透明性を持たせることが認知度の低い中小企業様には重要ではないでしょうか。
4)新入社員用動画
中小企業様はとにかく人手不足。
社員数が少なく、部署わけも細かく無い中小企業様では「見て覚えて」という企業様もまだまだ多いのではないでしょうか?
けれど、これは新入社員にとっては本当にモチベーションが下がる1つの理由です。
マニュアルが無かったり、細かいルールが無かったりするのが大手と中小の差の1つだと思いますが、
「せっかく入ったのに雑でほったらかし感が半端ない」
たった3か月あたりで退職してしまう新入社員の理由にはこれが結構隠れています。
社内で共有できる場所に動画を設置し、必要最低限を予習してもらってから細かいところを指導していく。
「これ、動画にも出てたと思うけど…」という説明が入ると記憶にも定着しやすくなります。
ちなみに入社時の講義形式での企業研修の主なものは
・ビジネスマナー研修
・コンプライアンスに関する研修
・ベーシックなパソコンスキル研修
だそうですが、こういったことってわざわざ人を立ててやる必要があるのかな?と私は思ってしまうのです。
なぜなら、現場に配属されると実務でほとんど使わないからです。
それでも導入したがられるのだとしたら、それは、企業様の固定観念から来るものでは?と思います。
しっかりとした研修をやってる感。
これらに何十万とかけても、
研修がつまらなさ過ぎて無理!
ありきたりでモチベーションが下がった!
という声は非常に多いですよね?
こういったことは、実例を動画で伝えながら、必要最低限を見てもらうだけで十分では?と思うのです。
よく職業安定所で見せられる「手続きの流れ」を説明する再現動画みたいなのがあるのですが、それで十分では?と思うのですが、どうでしょうか?
職員と求職者のやり取りの再現VTR
適度に会話が入りながらなので、説明ばかりではなく、必要なところにテロップを入れれば、自主学習でも十分伝わりますね。
5)現場研修
4)は配属部署に関わらず、会社共通で伝えたい動画になりますが、もし、現場で必要最低限覚えてほしいことがあれば、それも動画にしてしまいましょう。
人は反復をしないとなかなか一度にいろんなことは覚えられませんし、動画にしておけば、いつでも繰り返し見ることが出来ます。
「それ、動画にあったでしょ?もう1回見て」
と伝えた後で、必要に応じて細部のレクチャーをしてあげれば、お互いにモヤモヤしなくて良いですよね?
最低限共通の部分は動画でマニュアル化する。
これを文書でやろうとすると結構な量になりますし、ニュアンスがうまく伝わらなかったり、専門用語が出てきたりで読む気がなくなってしまったり、文字情報には限界があります。
こういったことを動画にしてしまえば、仕事自体にも興味が持てる。
専門性の高い職場であれば、なおさらではないでしょうか?
6)その他、伝えたいことはとにかく動画にしてしまう。
社長あいさつ、企業理念(企業史)など。
HPにこれらが無い企業はまずありません。
けれど、これらはお客様に向けてと、社員に向けては少し違うのでは?と思うのです。
一緒に働く仲間に対して、会社側が伝えるべきことはお客様と同じではないのではないでしょうか?
社長に会える距離の企業と、ほぼ会うことの無い企業。
規模によってそのあたりも全然違います。
けれど、大手と違い、中小企業はチームワークがすべて。
社長の人柄、企業理念(企業史)などの共有は見えない社員教育に繋がっています。
ストーリーで感情の見える化。俳優を使うからこそ伝わるオリジナル動画をご提案
今や、動画は毎日のようにどこかで制作され、無限大にアップロードされています。
かっこいい動画、面白い動画、ほろっとする動画。
仕事ではなく、お客様への発信であればマーケティングにも繋がりますから企業様もいろいろな工夫をします。
けれど、これと同じくらい、社員もしくは社員見込みの方へ向けての動画制作もとても重要です。
実際に入社すれば、そこからは「人と人」との関りがすべてです。
働きやすい会社、仕事にやりがいを感じる会社、なにかあった時に気軽に相談できる会社、士気の高い会社。
入社してからのギャップが無ければ、誰も転職などしたくてしているわけではありません。
思ったのと違う!自分には合わなかった。
こういったギャップを埋めることも効率化に繋がります。
それでも辞めていく方にはそれなりの理由があるのでしょうから、これは仕方がありません。
社員側が求めているのは、「企業の本音」が自分の求めていることと限りなく合致していることなのです。
就職氷河期には、募集要項と職務内容が違うとか、給料が全く違うとか、労働時間が法律にひっかかるとか、いろんな問題がありました。
横暴な雇い方をしても通用した時代もありましたが、人材不足が続くこれからの時代、それでは難しいでしょうし、企業モラルに疑問を感じると働く気力は無くなります。
可能な限りの見える化は必要です。
そのために大事なことは何でしょう?
それは「社員側の共感」を得ることです。
説明だけでは一方的な発信になりますし、勉強的要素が強くなり飽きてしまいます。
「へぇ、これって結構面白いかも?」
「こんな工夫があるんだ」
「凄いね!」
こういった興味を継続させるには、見る側の感情を動かしていく作り方が重要です。
「ストーリーがある。」
ストーリーとは企業側の想い、メッセージを見る側に伝えるということ。
貴社の伝えたい想いに合わせたストーリー、セリフを作り、オリジナルドラマのような形が取れれば、平面な文字マニュアルの何倍ものことを伝えられます。
動画制作に慣れていないと、最初はおっくうに感じられるかも知れませんが、自動化すればこれほど効率的なものはありません。
担当者は他のことに時間が割けますしね。
社外用、社内用と計画性を持って何種類もの動画を作ってしまえば、一貫性を持ったメッセージの発信が可能になります。
HPに掲載する動画はブランディングを兼ねながら常時企業アピールをしているわけです。
大手をもしのぐメッセージの発信が動画で作れれば、広告や宣伝の費用も無くなります。
検索して見つけてもらえる動画というのは、どこで誰が探してくれるかも知れませんから、必要な人へのアピールに繋がるのです。
今は自社発信よりも、共感してもらったことによる口コミ、拡散が大きな宣伝効果になります。
「自社の強み」は中小企業様だからこそたくさんあるはずなのです。
思い切った導入、運用プランの変更が貴社の未来を変えると言っても過言では無いと思いますよ。
ファンメイクシアターでは、動画で作る企業様プロデュースをご提案しています。
たった1本の動画ではSEO効果は薄いですが、何本も発信することで効果が大きく変わってきます。
ご予算、ご要望に合わせたオリジナル動画で、貴社の魅力発信と人材教育を同時に行いましょう!
詳しくはこちらをご覧下さい。
本日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。