こんにちは！
演劇デザイナーの香西姫乃です。
私はウインドウショッピングが好きなのですが、
商品に物語が感じられると、それだけでとても楽しくなってしまいます。
店頭の広告で心にずんとくるものが書かれていたり、
コンセプトみたいなのを見ると胸がキュンキュンしちゃいます。
私は現役の女子大生なので、同世代の女の子たちはやはりインスタが人気です。
けれど、先日ちょうど「可愛いだけに目が行く女子大生ばっかりじゃないよ！」という話しを友達としていたんです。
店頭や広告もそうなのですが、「わー！きゃー！」ってなる商品って、やっぱりその裏に物語があるように思うんです。
担当者さんの気持ちとか、これを使ったらこんな未来が待っているよとか、開発に当たっての思いとか…
けれど、それはやはり画面の中の話。
実際に使っている様子は目にできないし、すぐに商品を手に入れることもできない。
通販ページに飛べば良いのだけれど、個人の作家さんとかだとなかなか難しい。。。
そんな時、
もしも目の前でその商品に込められた思いとか、買ったら訪れる未来が見られたら、どれだけ心揺さぶられるんだろう、と思ったんです。
心を揺さぶるのは、生身の人間
言葉以外の何かが伝わってくるのって、やっぱり生の熱みたいなものだと思うんです。
インスタグラムで人気になる商品も、見た目だけじゃなくて、きっと中の人の存在が伝わってきて、美しいとか綺麗とか、それを超越した心がいつの間にか伝わっているのかな？と。
私は舞台を小さな頃からやってきているのですが、
舞台は映画やドラマとはやっぱり違うと思うんです。
何が違うのかというと、
言語外の情報がとても多い。
ドラマや映画、インスタグラムもそうですけど
切り取られた部分しか見ることができないんです。
けれど演劇は、舞台という画面より何十倍も大きな枠から
ものすごい量の言語外の情報を受け取れる。
だからこそ、感覚で、体で
「心の熱」
を感じることができるんです。
売れる商品って、お客様が使う場面やライフスタイルを考えて商品やサービス
ですが、お客様はそんな裏側のことは知りません。
でも、企業側にはお客様に対する想いがあると思うんです。
こんな風に使ってくれたら嬉しいな。
こんなものがあったら便利でしょ？楽しいでしょ？
それを、もし目の前で実演して、そのストーリーが心に響いたら。
きっと商品のファンだけでなくメーカーや企業のファンになってくれると思うんです。
商品を一時的に買うだけの関係性ではなく
メーカーや企業全体を応援してくれるカスタマーを作る。
そのためには、まず「モノやコトの物語」を知ってもらう必要があります。
最初にもお伝えしたように、今の時代、ただ可愛い、綺麗だけではなかなかウケないな、と感じます。
選択肢が多すぎるんです。
これは女子大生の感覚としてなのですが
消耗品（コスメとか）は、パッケージの可愛さで買うって思うじゃないですか。
でも、ちょっとお財布に余裕があるときは、
「そのコスメ使ったメイクをしている自分」をかなり意識します。
それは色の話でもあるのですが、
例えば自分の好きなキャラクターのリップを使うと
小さい頃の楽しさとかも思い出しながら使うんですよね。
そのくらい、
「自分の体験と結びついた物語」って重要なんです。
その物語を、お客様に体験してもらう方法は
「お客様を当事者にしてしまう」
ということだと思うんです。
当事者にするためには、共感して心揺さぶられなければなりません。
その、心を揺さぶるエネルギーは、演劇にはあります。
目の前で、まるで自分のような主人公が、
商品を使うことによって、明るい明日に歩き出していく……。
その舞台をみた人は、
きっと舞台の主人公のようになりたいと思い、
かつ開発の思いや企業の理念が伝えられて
より深く繋がった顧客になる。
とっても良いと思いません？？？
場所は劇場じゃなくていい
「舞台をするってことは劇場でやるんでしょ。集客とか大変じゃん。」
と思いますよね？
舞台は、板の上だけで行うものではありません。
街の中で、ゲリラ的に「路上広告」ということもできます。
もしかしたら、ファッションビルの中のイベントスペースや
渋谷のハチ公前でやってもいいかもしれない。
フラッシュモブ的に、街の中で「生きる広告」がみられたら。
とっても斬新だし、SNS拡散も見込めます。
SNSで拡散されたら、次に生でみれた人はきっと興味を持つでしょう。
顧客の波は広がって行きますよ！！
商品PRはファンメイクシアターで！
現代では映像がメインのコンテンツだと私は考えています。
ファンメイクシアターでは、生の演劇はもちろん、映像作品も取り扱っております。
お客様に楽しんでもらいながら商品のPRをする、というのは
楽しかった思い出と企業の思いという二つの面から満足を得られるものになっています。
ファンメイクシアターでは、クライアント様に合わせた脚本の制作から映像の編集まで行っております。
生の感動から思いを伝えるのも良いですし、インターネット上に公開して多くのお客様に届けることも可能となっています。
企業の理念を伝えるべく、私たちと一緒にエンターテイメント作品を作りませんか？
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