本当に必要な社員研修とは知識型ではなく体感型!内容にこだわり持っていますか?

あなたの想いをドラマにする

「ファンメイクシアター」

プロデューサーの冨永真佑(とみながまゆ)です。

 

御社は新入社員の方に対して、どんな研修プログラムを組んでいらっしゃいますか?

 

一般的には、

・ビジネスマナー

・ロールプレイング

・業界、会社の基礎知識

・研修のレポート作成

 

などでしょうか?

 

最近では座学だけではなく、ちょっと変わった面白い研修も施されてはいますが、実際に研修を受ける側の社員の皆さんの満足度、理解度はどうでしょう?

 

今日はちょっと気になる記事を見つけ、とても共感したので、そちらの記事も参考にさせていただきながら、ファンメイクシアターの考える研修についてのお話しです。

 

新入社員研修の内容を覚えている人はどれぐらいいるだろうか

いきなりドキっとさせるタイトルですが、このタイトルでこんな記事を見つけたので、ぜひ参考にして下さい。

 

新入社員研修の内容を覚えている人はどれぐらいいるだろうか

 

人材コンサルティング会社さんのブログのようですが、まじめで硬い内容の研修をお勧めする研修会社が多い中、こちらの記事は注目だと思いました。

 

 

私も会社員生活が長かったので、研修は何度か受けたことがあります。

 

ですが、正直言って、あまり役に立ったなと思うものが無い。

 

記憶に残っていないのです。

 

 

理由は簡単で、その時はいい話を聞けたと思っても、実際に自分が働いている現場で活かすチャンスが無く、日にちが経って記憶から消えてしまう…というとても単純なことです。

 

ロールプレングは大事だと思いますが、これも内容を吟味しないといけません。

 

ビジネスマナー等は定着するまで何度も練習しないとなかなか記憶に残りませんし、実際に配属後にどれだけ必要かと言われると「???」なことも多いです。

 

 

こちらの記事にも書かれているように、本当に大切なことは、

 

・配属後に実際に直面する大きな課題を解決するためのもの
・かつ、新人が独力では解決できないもの

 

をテーマにしてあげることだと私も思います。

 

 

相変わらず短期間で辞めてしまう若い人はなかなか減らないようですが、なぜそうなってしまうかと言うと、研修で習ったことがほぼ現場には必要が無く、逆に現場で必要なことを教わっていないので、ついていけなくて悩んでしまうという悪循環に陥っていることがほとんどだからです。

 

 

また、現場で面倒を見てくれる人とのやりとりがスムーズに行かなかったり、覚えることがたくさんありすぎてパニックになってしまったり、こういったことは研修内容とはほとんど関係ありません。

 

(1)上司と人間関係を上手く築けない
(2)部署、会社の雰囲気に上手く馴染めない
(3)入社前にイメージしていた仕事と違う

 

こちらの記事にも書かれてある通り、新入社員が早期にぶち当たる壁はこの3つです。

 

 

さらに、このようなことは工夫をすれば採用前にある程度防ぐ対策も取れますね。

 

例えば、退職者の離職理由によくある

(2)部署、会社の雰囲気に上手く馴染めない

(3)入社前にイメージしていた仕事と違う

 

 

今、インターシップ制度を採用する企業が増えています。

たった1日のものもありますが、1~3か月程度の長期間であれば、もっとイメージが付きやすくなります。

職場の雰囲気も長期間勤めていればある程度は把握できます。

 

せっかくコストをかけて採用したのに、数か月で退職されることを考えたら、インターシップにかけるコストの方がずっとお得かも知れません。

 

 

そして、どんな職場でも必ず付きまとうのが人間関係の悩み

 

(1)上司と人間関係を上手く築けない

 

人間関係が良好かどうかはモチベーションに大きく影響します。

 

 

ですが、長い会社員生活の中で、いつもいつも良い上司に巡り合えるとは限りません。

 

だからこそ、そういう時に「嫌だから転職しよう」ではなく、どう対応していくことが自分にとっても会社にとっても良いことなのか?

 

こういったことを会社説明会などでやれば、企業体質や企業理念の公開にもなり、応募者からの好感度も上がるのでは無いでしょうか?

 

大事なのは頭で理解するのではなく、体感すること。ノンバーバルコミュニケーション型研修はとても有効

日本は知識詰め込み型の教育を幼い頃からずっとやってきています。

 

ですが、若い世代のコミュニケーション能力不足はずっと長いこと指摘されていますし、学力の低下も問題視されています。

 

勉強時間や授業科目を増やすことで解決されるなら、日本は世界トップクラスになっていてもおかしくはないのでは?と思うくらい授業時間は決して少なくは無いでしょう。

 

問題なのは、「頭で理解する」ことばかりを重要視し、「体感する」に着目していないことです。

 

 

学生にとって、職場で出会う先輩や上司は人生で出会う初の社会人です。

 

今まで同世代の友人とだけ付き合ってきた中で、いきなり大人の世界に入り込むわけですから、戸惑うことが起こるのは当たり前のこと。

 

さらに、取引先や社内以外の方ともやりとりしなければならない状況にも直面するでしょう。

 

 

「しっかりとしたビジネスマナーを身に着けて外に出しても恥ずかしく無い状態に!」

 

と会社側は思われるかも知れませんが、まずやらなければならないことは、

 

会社に入ると直面する問題、課題についてあなた(新入社員)ならどう考えるか?どう捉えるか?

実際に起きたケースなどで体感してみることです。

 

 

これを分かりやすく再現できるのが、「インプロ」(即興演劇)を使った研修や、ノンバーバルコミュニケーションを使った研修です。

 

インプロは訓練を重ねた舞台俳優が先輩役や上司役をを行うことにより、

現場に配属されるとすぐに直面するであろう、「実務あるある」を新入社員の方に経験していただくことが可能です。

 

インプロは決まったセリフがありませんから、その場で起きたことに臨機応変に対応する必要があります。

インプロの訓練に慣れている俳優は相手がうまく対応できなくても、その場で次々と誘導するセリフを言ってくれますので、その中で現場の疑似体験をすることが出来ます。

 

また、ノンバーバルコミュニケーションは

「言語」以外の情報をもとに、相手とコミュニケーションを取る

 

ことを目的としていますから、身振り手振り、表情などを使い、コミュニケーション能力をはぐくむ訓練にもなります。

 

ノンバーバルコミュニケーションについてもっと知りたい方はこちら

 

 

実際にやってみる!

経験してみる!

 

 

こういったことを体感しながら、ディスカッションをする時間を多くとる方が、はるかに具体的でわかりやすいのです。

 

若い世代がどんどん減少している現代の日本。

AIにはできず、人間だからこそできることは、「機転の利いた柔軟な対応力、発想力」を持った人材の育成です。

 

時代は大きく変わろうとしているのに、研修は相変わらず昔型のまま…

 

では、ちょっともったいなくは無いでしょうか。

 

 

ファンメイクシアターでは、俳優が企業様に出張して行う社員研修をご用意しています。

 

学生に変化を求めるより、どんどん仕掛けて企業側が新しい提案をすることにより、触発されて集まってくる人材の方が御社にとっても良い人材になりうるのでは無いでしょうか?

 

ご相談、お見積りはこちらまで。

 

本日はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

  
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