「飲食店のリピート率アップに必要なことはサービスの向上ではなく飲食以外の付加価値がお客様を喜ばせるコツ」 場所も時間も手間もかけずにできるシネマ演劇のご提案

あなたの想いをドラマにする

「ファンメイクシアター」

プロデューサーの冨永真佑(とみながまゆ)です。

 

このブログでも何度となく記事を書きましたが、私が今、ぜひ演劇をサービスに取り入れていただきたいなぁと思うのはやはり飲食店様です。

 

飲食店は飽和状態と言われていますよね?

 

【参考記事】

 

飲食店が飽和状態になるまでの道のり

 

そして、どんなサービスもそうかもしれませんが、重要なのは固定客(リピーター)を増やすこと。

 

どんなに美味しくても、こだわりの○○だけでは集客が難しくなっているのが飲食店。

 

美味しくて、インスタ映えするだけでは、リピーターを作るのは難しくなってきているのでは無いでしょうか?

 

もちろんお気に入りのお店をみつけたいのは山々ですが、あっちにもこっちにも魅力的なお店はたくさんあります。

 

だからこそ、お店のウリだけで勝負するのはかなり難しくなっているのでは?と感じるのです。

 

そこで、飲食×○○という飲食以外の付加価値を合わせるとどうでしょうか?

 

飲食×演劇は他にも行っている事例がありますが、ファンメイクシアターは他とはちょっと違います。

 

今日は、場所も時間も手間もかけずお店のウリにもなる、「シネマ演劇」のご提案です。

 

ぜひ最後まで読んで下さいね。

 

劇場を飛び出し演劇のエンタメ性を飲食店に取り入れた劇場型レストランに注目が!

飲食店×演劇は、ここ2,3年で少しずつですが取り入れられています。

 

以前、このように飲食店×演劇を行っている事例を紹介させていただいたことがあります。

飲食店のレセプションに演劇を!競合乱立業界だからこそ、感動ストーリーのある印象的な演出がおすすめ

この時は、レセプションという、お店の記念すべき式典に出張演劇を使ってみては?というご提案で飲食×演劇の事例をご紹介させていただきました。

 

この中で紹介した事例は飲食代+観劇料になるので、演劇に興味の無いお客様にはどうなのかな?と最初は思っていたのですが、意外とチケットの売れ行きはどれも良好なようです。

 

冒頭の記事でもご紹介したように、今は美味しいとか、雰囲気のいいお店は溢れかえっているので、お店側が思っているほどお客様にそのコンセプトは伝わりづらいのかも知れません。

 

 

集客に悩まれる飲食店様はとても多いと思うので、「売り上げを上げる○○な方法」みたいな記事は気になりますよね?

 

 

ですが、実際に取り組もうと思うと、結構大変ではありませんか?

 

「わかるんだけどそこまで手が回らない…毎日お店を回すだけで精一杯」

 

なんて声も聞こえてきそうな気がするのですが、いかがでしょう。

 

 

Rettyや食べログのようなポータルサイトに登録しても、登録数が多すぎて、多くの星や口コミを集めるのは難しくは無いでしょうか?

 

そんな中、こんなお店が出来ているのをご存知ですか?

 

日本初!映画館とレストランが一体化した「プレミアム・ダイニング・シネマ」がオープン(福岡)

 

 

このように食事と映画が一緒に楽しめるシネマ型レストランです。

 

また、去年(2018年)11月にはこんなお店もオープンしました。

 

水戯庵

 

 

こちらは伝統芸能の能や狂言を観劇しながら食事ができるという変わったレストランです。

 

お値段もお高めですが、ランチ、ティータイム、ディナーと、非日常を優雅に過ごしたいお客様にはここでしか味わえない特別な空間になります。

 

お友達とおしゃべりしながら、というのはもちろん食事の楽しみではありますが、こういった芸術を見ながら非日常を味わうという

 

「ここに来なければ体験できないサービス」

 

というものが付いてくるのはリピートの理由になるのではと思うのです。

 

今、シネコンがとても流行っていますが、昔のような大人数を収容する映画館では無くて、ショッピングが出来たり、食事が出来たり、その延長線上で小さな部屋に分かれたシネコンがあって、いろんな作品が上演されている。

 

1つの建物の中でいろんな用事が済ませられる「複合型施設」が増えています。

 

お客様はどんどん欲張りになっているんですね。

 

何かと何かが掛け合わさって、満足を得る。

 

そんな中、競合ひしめく飲食店様も、より一層の工夫が必要。

 

けれど、それを「食事を提供する」という中だけでなんとかするのは、かなり限界があるのでは無いでしょうか?

 

そんな中、飲食店様でも手軽に演劇を取り入れるという実例として、注目いただきたいのが、「ゲキシネ」という考え方です。

 

人気劇団が行っているゲキシネは小劇団でも可能。必要最低限の設備であなたのお店がシネコンに!

あなたは劇団新感線をご存知でしょうか?

 

非常に奇抜なアイデアと凝った舞台装置、衣装、個性的な俳優を使い、日本で一番お客様を呼べる人気劇団です。

 

テレビでも大活躍、劇団員の古田新太さんはご存知のことと思います。

 

 

その劇団新感線が過去の作品をシネコンで放映する「ゲキシネ」

 

【画像はゲキシネ公式サイトから引用】

 

舞台は生(なま)で見るのが一番で、その臨場感を映像にするとどうしても落ちるという壁を取っ払った演劇×映像の新しいエンタメが人気となっています。

 

そうなんです。

 

演劇って、どんどん新作を生み出していくので、よほどのことが無いと同じ作品を「再演」するということがありません。

 

1つの作品を作るのに、物凄い時間とお金と労力をかけるのに、届けられるお客様はほんの一握り。

 

これが本当に勿体ないと私も思っていました。

 

だけど、臨場感がね…

 

 

ところが劇団新感線は、もともと大迫力の舞台を作っていますので、それなりの大きさのスクリーンがあれば、「映像演劇」として成立してしまいます。

 

見たかったけど、劇場が遠い、予定が合わなかった。興味はあったけど、なんとなく忘れていた。

 

そんなお客様にゲキシネというサービスは待ちに待ったサービスだったのでは無いでしょうか。

 

劇団新感線くらいになると、権利の問題とか、お金の問題とかいろいろ出てしまいますが、仕組みとしては劇場にいかなければ見れなかった演劇を非常に手ごろなものにしてくれました。

 

実際に、新感線のチケットは1万円以上してしまいますが、シネコンでは普通に1,800円と映画料金と同じです。

 

これくらいなら「1度見てみる?」という気持ちにもなりますよね!

 

実はこれ、小団体の作品でも同じことが可能なんです。

 

つまり、設備を少し工夫いただければ、あなたのお店も「ゲキシネ」を作ることが可能なんです!

 

場所も時間も手間もかけずにできるシネマ演劇という考え方

ホームシアターはかなり低価格で提供されるようになり、今は、家でも大画面で本格的な映像を楽しめるようになりましたよね?

 

過去の作品は小劇団にとっても再利用はしたいのだけれど、どうしたらいいのかわからない

 

勿体ない存在になっています。

 

ですが、映像として過去作品を残している団体はとても多く、これをあなたのお店でシネマ演劇として再利用いただくのはいかがでしょうか?

 

今は、一個人が主催した集まりで映画鑑賞をする人が増えています。

 

劇場で公開される映画以外にも素敵な作品はたくさんあって、ただ、どうやってそれを見ればいいかわからない…という方々が増えています。

 

演劇も同じで、劇場に行かないと観劇ができない

 

という理由から、見たいけど見逃した!というお客様がたくさんいらっしゃるのです。

 

あなたのお店で週に1回でも、「シネマ演劇」という鑑賞会ができる特別な日を設けることによって、演劇ファンを集めるイベントが簡単に開催できます。

 

10万円程度の設備投資で、お店をシネコンにしてしまうのです。

 

劇場に行けば数千円かかってしまう演劇鑑賞が、例えば、1,000円で見れて、さらに鑑賞中に食事も楽しめる!

 

これは飲食×演劇の新しい提案。

 

いかがですか?

 

ディズニーランドのショーなどはあっという間に予約で埋まってしまうそうです。

 

こちらが提案しきれていないだけで、お客様にとって楽しい時間を提供する方法はまだまだあります。

 

【参考記事】

ディズニーランドのショーレストラン徹底解説!4つのショーの予約のコツ・値段・時間&メニュー

 

集客のために行うアプローチは1つではありません。

 

「コラボ」という言葉も一般的になってきた今、飲食×〇〇にぜひ演劇を取り入れてみてくださいね。

 

ご相談、お問い合わせはこちら

tominaga@fanmaketheater.com

 

本日はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

  
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