こんにちは!
演劇デザイナーの香西姫乃です。
演劇って、物語を伝えるとか演技するとかイメージがあるかと思うのですが
もっと教育の面でも活かせるんじゃない!?と考えています。
私は小さい頃日本科学未来館の実験教室に参加したことがあるのですが、
その時、担当の先生がとても面白くお話したり
仕組みを解説してくれたりしてとても面白かったことを覚えています。
そんな体験を、もっと広く浸透できないか?と考えています。
科学は普段あまり目にしないけれど、確実に日常を支えてくれています。
幼稚園や小学生のうちから、「科学って楽しい!」という経験ができたら
もっと未来があかるくなるとおもうのです。
でも、科学って家で簡単にできるものでもないし
どうやって楽しさを伝えればよいのだろう。。。
演劇の力をかりて、まるでパフォーマンスのような科学教室ができたら
きっと楽しめるんじゃない!?
現地で楽しみ映像でも
科学と言われる現象を目で見る、という機会は案外少ないのでは?と思っています。
スマートフォンだってテレビだって音楽プレイヤーだって料理だって科学だけれど
それを「科学」と認識することはあまりありません。
特に、生まれた時から科学が身近にあると、
それは自然な現象だって認識してしまうと思うのです。
テレビだって電波で受信して光を操り再現する、という仕組み、めちゃくちゃスゴイと思っているのですが
毎日見ていたらボタンひとつで操作できるし、凄さなんて実感ないですよね。
http://www.miraikan.jst.go.jp/
私は、日本科学未来館が大好きでした。
ここでは、現在の科学をふんだんに使った体験できる展示や、機械がどのように動いているのかを観察できたりする常設展示があります。
日本科学未来館では、定期的に一般の方が体験できる実験教室を行っています。
http://www.miraikan.jst.go.jp/event/experiment/
これ、結構凄い取り組みだと思いませんか?
学校では教えてくれない「科学体験」を教えてくれる。
何事も、体験してみないことにはなかなか楽しさを理解することができません。
日本科学未来館ほどの規模になれば、常設展示で受動的に楽しむことができたり、
実験教室で能動的に楽しむことができます。
けれど、もっと小さな科学館なんかだと、実験教室を開くのは難しいですよね。
能動的に動けるのは、科学に興味があり「楽しい」と思っている人だけです。
小さな子供の中では、自分から動いて楽しもうという子はそう多くはないのかもしれません。
そんな子供達に向けて、科学の楽しさを伝えるためにはどうしたら良いのでしょう?
私は、「能動的にも受動的にも楽しめる、科学エンターテイメント」を提案します!
科学エンターテイメントの提案
ポイントは、受動的にも能動的にも楽しめるということ。
科学というものをいかに「面白い!」と受け取ってもらえるかが大切になります。
実験を全員にやってもらうのは、きっと多くの科学に関わる方は難しいのではないかな、と思います。
そこで、科学を演劇仕立てにしたパフォーマンスを行うのはいかがでしょう?
私は小さい頃、NHK教育テレビの「つくってワクワク」の公開収録に行ったことがあります。
この番組は、紙やダンボールなど、身近なものを使って工作を楽しむという番組。
ご存知の方も多いですよね。
この公開収録は、子供達が体験するものではありませんでした。
目の前でワクワクさんが、まるで魔法のように紙を操り面白い工作たちができていく過程に心奪われたものです。
この体験を、科学にも応用できないかな、と考えています。
場所は、科学館のホールでも科学教室の中でも良いのです。
子供達の目の前で、科学の力によって様々な魔法が繰り広げられる。
その様子を見ることは、とても楽しいことだということは想像に容易いのではないでしょうか。
その科学実験を、ただ実験として見せるよりかは、ストーリー仕立てにすると良いです。
だって淡々と「凄いでしょ!」と見せられるより、物語に感情移入しながら見た方が、絶対に見終わった後心に残ります。
科学エンターテイメントとは、物語のストーリーと科学の実験を掛け合わせたものです。
物語は、何かを救え!みたいなのでも、脱出せよ!でも良いと思います。
ターゲットとなる子供達が親しみが持てそうな内容が良いです。
きっと物語を見終えた子供達は、物語と共に科学に心惹かれるでしょう。
仕組みを理解するだけでなく、科学が私たちの生活に、物語に深く関わっていることを直感的に理解できるようになると思います。
台本作りから行います!!ご依頼はファンメイクシアターまで!
ファンメイクシアターでは、台本の制作から公演まで、ご依頼に合わせて演劇公演を作ることが可能です。
今回の「科学エンターテイメント」でしたら、やりたい実験をお話いただいて、それに合わせて脚本制作、役者を手配いたします。
もし、「ちょっと興味があるのだけれど」という方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡くださいませ!!