あなたの想いをドラマにする
「ファンメイクシアター」
プロデューサーの冨永真佑(とみながまゆ)です。
いまさらですが、ファンメイクシアターは「演劇」を使ったおもしろ・感動コンテンツをご提供しています。
日本では「演劇」というと、「見たことが無い」「よくわからない」と言う方も多いですが、演劇を効果的に活用することは、非常に多くのメリットをご提供できるのです。
日本には約400万の中小企業が存在するそうですが、
「へえ、こんな会社あったんだ。知らなかった。」
では、とても勿体ないですね。
多くの企業が
「売上の伸び悩み」「求人をかけても応募が無い」などに悩んでいらっしゃいますが、そもそもどんな会社か「認知されていない」と思ったような結果は手に入れられません。
認知され、発信していていることに社会性や意外性や共感性があれば、人は興味を持ってくれます。
今回は、ほとんどの人が知らない「演劇」を使った効果的なブランディング法を2回に分けてお伝えします。
目次
HPは何のためにある?アクセス者を意識したHPに必要なのは、わかりやすくて印象的なコンテンツ
HPが日本で立ち上がってから20年以上の歳月が経ちました。
高額をかけて業者に頼まずとも、おしゃれで機能的なHPが自社でも制作可能.になり、事業をするのにHPを持っていないというのは考えられない時代です。
その分、見つけてもらうことは難しく、仮に見つけられたとしても目を引く情報が無ければすぐに他に逃げられてしまう…
これが今のHPの実情では無いでしょうか?
例えば、多くの中小企業様が人手不足に悩んでいます。
人手不足倒産などと言う言葉は一昔前では考えられませんでした。
仕事はあるのに、それをこなすことが出来ない。
受注したくても出来ない。
経営者様にすれば、こんなに辛いことは無いでしょう。
優秀な人材を少しでも効率よく獲得したい!
と思われるのは当然のことですね。
・大手の求人サイトに募集をかける。
・エージェントに依頼する。
・自社でも募集広告を出す。
その費用は決して安いものではありません。
その割に、どの企業も同じような手段になり、結局目立たせることが出来ず、人材の確保に日々頭を悩ませ、良い人材が見つからないと嘆いていらっしゃることと思います。
私も長い社会人人生の中で何度となく転職をしました。
求職側から転職サイトを見た時に思うことをお話ししますと、
どの企業もほとんど印象に残らない
ということなのです。
特に転職の場合、前職と比べ少しでも良い転職をしたいと願います。
職種、給料、福利厚生、必要最低限をチェックし、気になった後に見に行くのは企業のHP。
転職サイト上は良い感じに思えたけれど、企業HPに飛んでみると、なんだかさえない感じがする…
または、サービス概要や企業理念、所在地や売上高などは確かにわかるけれど、社風が伝わらず、応募してみようかと思える決め手までは感じられない。
これでは、店先で迷っているお客様をみすみす逃してしまっているのと同じです。
余程の専門職、好待遇で無い限り、募集条件や職務内容だけでは大差がつけづらいのです。
新入社員の3割が3年以内に転職してしまうのも、やはりこれが原因では無いでしょうか。
イメージが出来ない。特徴がわからない。
それで何となく入社してしまい、ギャップを感じるから他を求めたくなってしまう。
売上拡大も同じですね。
BtoBにしろ、BtoCにしろ、お客様を獲得することはサービスが多様化し、情報が複雑化する現代では競争は激化するばかりです。
けれど、だからこそ、御社のHPにたどり着いた時に、その人にとって欲しい情報や企業イメージが印象的にわかりやすく明示されていたらどうでしょう。
競合なんて関係無い!個性的な演劇演出には無限の可能性あり
大企業はTV CMにお金を掛け、日本国中にその名前とイメージを植え付けることが可能です。
コンビニと言ったらローソン、ファミリーマート
チョコレートと言ったらゴディバ、明治、ロッテ
誰もがイメージできますし、そこに安心と信頼があるからこそ、何の不安も無く利用できます。
けれど、このような認知を中小企業様が行うことは予算感から言っても無理がありますね。
そこで活用していただきたいのが、「演劇」を使った広報活動です。
まず、今日ご紹介するのは、
求人情報サイトのイーアイデムです。
イーアイデムでは「地元で働く」をテーマにアイデム演劇プロジェクトという動画を複数制作しています。
美女と野獣、ロミオとジュリエット、シャーロックホームズ、走れメロスなど
話しの内容はよく知らないけれど、タイトルは聞いたことある!
という知名度の高い名作をおもしろおかしくパロディーにし、しかも映像ではなく「演劇」で表現しているところが印象的です。
この『そこそこ美女と野獣』はアップロードから7か月にして625万回の再生回数になっています。
本編は7分間の動画ですが、15秒のダイジェスト版でも325万回の再生回数です。
ダイジェスト版を動画広告として制作し、興味のある人は本編へと企業HPに誘導することも可能です。
演劇は生で見るからこその臨場感があり、映像にしてしまうとその臨場感がどうしても半減してしまうものですが、アイデム演劇プロジェクトはそれがまったくありません。
最初から映像として残す演劇を意識して制作しています。
さらに、舞台という集中して楽しむ娯楽を、時代の風刺を入れることによって、あるいは限りなくくだらない、けれどなんだかおもしろいというスパイスを効かせることによって、演劇×企業宣伝をうまく利用しています。
私も途中で何度か声を出して思わず笑ってしまいました。
これは、「まったく知らないお話し」ではなく、「タイトルぐらいは聞いたことがある。」「なんとなくの筋は知っている」をパロディー化することにより、「ああ、そういう展開になるんだ!」という原作とは違う、パロディーならではの面白い裏切りが印象を残してくれます。
そして、動画のかなり後半になって、「アイデム」の名前を出すことによって、CMのようなスポンサー効果を狙っています。
リクルートやマイナビなどに比べると知名度は低いですが、他にも地元メディア「ジモコロ」を運営するなど、「地元での求人」に対して、親しみやすさを演出しています。
情報が溢れる時代だからこそ、親しみやすさや温かさ、面白さや感動をテーマにしたコンテンツ制作は人の心に安らぎと安心を与えてくれます。
それがそのまま企業への親しみやすさにも繋がり、すぐに直接的なお客様に繋がらなくても、企業イメージ、ブランドイメージを好印象へとつなげてくれます。
動画をYouTubeや自社サイトにアップロードすれば、さらにSEO効果も望め、企業名がすぐに思い出せなかった時にでも、あいまいなキーワードでも企業HPに辿りつくなんてこともありますし、SNSで拡散されれば、さらに話題にもなるでしょう。
動画マーケティングは広報活動に有効。映像ではなく、演劇を使うところがポイント!
動画マーケティングを活用している中小企業様は年々増えているようです。
【参考記事】
中小企業の85%が動画マーケティングの実施を計画!特にミレニアル世代のマーケターは「動画&SNS」の活用に積極的
コンテンツとして制作した動画は、広告とは違い、ブログと同じように蓄積されていきますから、しっかりと内容を吟味して制作したものは資産になります。
ですが、これも似たような動画、似たような演出になってしまうと、わざわざ制作する意味がありません。
演劇をお勧めするメリットは
1.まだほとんどの企業が「演劇」までの活用には至っていない。
そのため、面白い作品が作れればアイデムのような話題性を作れる可能性が大きい。
2.演劇を用いることで映像よりもはっきりとわかりやすいメッセージを伝えることが可能。臨場感という意味では映像よりも演劇の方が訴え度が高いです。
3.有名俳優を起用すればコストが高くなるが、無名でも演技力のある俳優を使い、作品として面白ければ、十分に見ごたえがある。
4.イーアイデムのようにバラバラの作品を作るもよし。トータル1時間くらいの演劇を一気に撮影し、ドラマのように複数回に分けて配信するもよし。
面白ければ、作品としてのファン作りができ、ストーリー性でファンを集められる。
5.映像の場合、撮影現場の確保、ロケハンなど面倒な準備が必要。撮影のカット数も複雑。演劇は室内で撮影でき、セットも工夫を凝らせば映像制作よりもコストを削減できる。映像のような細かいカット数を作らなくても、十分に見ごたえのある映像演劇が作れる。
中小企業様が採用に掛ける一人当たりのコストの平均は約40万円。
広告費は売上に対して5%から10%と言うことですが、同じくらいの金額で演劇コンテンツを制作することは可能です。
物や情報が溢れる時代だからこそ、「お!」と目を引く印象的で個性的な発信を続けていくと、多少の時間とコストはかかりますが、長い目で見た時に、「企業ブランディング」はしっかりと確立することでしょう。
瞬発的に消えてしまう広告ではなく、地道な広報活動が企業の印象を作ります。
こんなおもしろ動画を制作している会社なら、面白い仕事ができるかも知れない!
提供されるサービスも他とちょっと違うかも知れない!
そんな風に思ってもらえることが、印象的なブランディング作りには欠かせないのでは無いでしょうか。
ファンメイクシアターでは企業様向けコンテンツを複数ご用意しています。
企業PV/会社紹介
商品紹介・商品PR
施設・工場・店舗紹介
取扱説明マニュアル
リクルート・会社説明会・採用求人
社員・従業員教育
このような動画にちょっとしたストーリー性と演出を加えると、メッセージ性が高まり、効率性も増しますよ!
しっかりとヒアリングさせていただいた上で、貴社だけのオリジナルコンテンツを制作しましょう!
本日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。