こんにちは!
演劇デザイナーの香西姫乃です。
普段はデザインマネジメントを勉強しながら演劇活動をしています。
この前、渋谷で路上パフォーマンスを観ました。
知らない歌だったけれど、思わず引き込まれてしまって。
引き込まれた後に、そこで路上パフォーマンスをしていた人たちをもっと知りたくなり検索で調べてみたりしました。
普段なら興味を持つことはなかったはずなのですが、たまた居合わせた場所で路上パフォーマンスを体験したことによって、興味を持つきっかけとなりました。
この路上パフォーマンスはお客様に「認知」させると言う点では非常に有効なのではないでしょうか。
企業のPR方法においては、色々あると思いますが、そのほとんどが、企業側の一方的な告知が多いとは思いませんか?
告知と広告と営業について正しくわかっていない企業が非常に多い為、不特定多数にいきなり広告を打ち、失敗してしまっています。
告知することと広告は意味合いが違います
お客様に告知する場合は、目的は「認知」です。
告知の目的は、お客様にあなたの商品やサービスを「知ってもらうこと」です。
商圏内の不特定多数に「知ってもらう」ことが「告知」です。
一方広告は、不特定多数のお客様に、「我が社の良さを知ってもらう」ことです。
同じように知ってもらうのですが、告知と広告では大きく意味合いは異なってきます。
最初に告知をしないとお客様はあなたの話を聞いてくれない
あなたの商品やサービスを全く知らない人にいきなり、「この商品はこここが素晴らしくて!」なんて紹介しても嫌がられますよね?
あなたのことを知らないのですから。
まずは、あなたの会社のことや、あなたが売っている商品やサービスについて知ってから、そこに興味を持たない限り話を聞いてくれる段階にはならないはずです。
しかし、多くの企業は、あなたの会社を知らない人に告知をせずに広告をしてしまいます。
それが支持されない原因でもあるのです。
路上パフォーマンスは圧倒的な告知に使える!
私が渋谷で体験した路上パフォーマンスは、全く興味もなかったところから、それを耳に、目にすることで興味を感じました。
これは、企業広告にも使えるのではないでしょうか?
渋谷の街は若者が多いので、アパレル企業などがジャケットを着た好青年が、上京してきて新しい人生を踏み出す……!というような物語とか。
物語をつけることによって、ジャケットを買った後にどんな物語が待っているのか、どんな生活が待っているのか、ターゲットに想像させることができます。
ジャケットを買って満足、ではなく、ジャケットを買った先に何が待っているのかまで想像させることによって、店舗で販売するよりもより購買欲が湧くのではないでしょうか。
もしかしたら、そこで気になって検索する人もいるでしょうし、今でしたら、確実にインスタ映えやツイッターなどでの拡散するPR効果も期待できます。
ただの告知ではなく、アナログな路上パフォーマンスの体験が、最新のデジタルツールによって一気に拡散し、認知が上がるのです。
その次にお客様が行う体験は検索体験です。
その時に路上パフォーマンスを行なった物語を事前に動画でムービーとして用意しておくとどうでしょうか?
話題になり、検索した後に動画にたどり着く。
その動画からショッピングサイトへと言う導線を作っていけば告知と言う認知活動から広告から営業まで全てかが可能になるのです。
最近ではパリコレなどでコレクションをみた人がその場でオーダーできると流れが普通になってきています。
なので、効果がないと言うものではないはずです。
デジタル広告や折り込みなどだけが広告ではありません。
演劇路上パフォーマンスでお客様に物語を見せ、そしてデジタルツールで拡散させる。
このような流れはこれからもっと行われてもいいのではないかと思います。
アパレルだけではなく、飲食店や新商品プロモーションなどでも活用できるのではないでしょうか?
このような斬新な広告はメディアに取り上げられたらTVでもネットニュースでも勝手に告知してもらえます。
ファンメイクシアターでは、このような演劇路上パフォーマンスの企画から動画撮影まで行い、企業PRのお手伝いをさせていただいています。
他の企業よりもあなたの会社を認知させ、お客様があなたの話を聞いてくれるようになる体制をしっかりサポートさせていただきます。
ご興味ある方はお問い合わせください。